■ The Way Of The Madcatty Telecaster ■


プリンスが80年代初期から使用しているホーナー(H.S.アンダーソン)製テレキャスターMADCAT。憧れのギター、FUJIGENへのオーダーから完成までの道のりと、プリンス他・色々な音楽についての雑なネタぶろぐです♪
by madcat-telecaster
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気になるギターたち その2

前回のテキストで、ギターの個体差について少し触れました、別々のギターによる音の違い、です。
今回は、同じ1本のギターによる音の変化についてちょこっと書いてみようかと思います。

バッカステレをモディファイしていく過程で、ギターを改造調整することによる音の変化を体験してきました。
その中で、最大の変化を感じたのは・・・ネックポケットの修正と、その組み込み、でした。
知人の紹介で、とあるリペアマンの方にバッカステレを調整していただいた時のことです、作業の内容についてはあえて具体的に触れませんが、調整後、出音が激変しました。
サスティーンは伸び、音ヌケは良くなり、コードを鳴らしたときの響きがとても綺麗になりました・・・音の分離が良いというのはきっとこのことなんだな、と感じました。
それに近い変化を、ジャック・ポット・配線を同時に交換した時にも感じました。
バンドサウンドの中で、音ヌケがとても良くなったのです。
そのどちらでも同じように感じたことがあります・・・なんと最初はとても弾きづらかったのです(^^;

どういうことかというと、弾いた音がそのままアンプから出てしまうので、ミュートやピッキングがいい加減だととても雑な音がそのままアウトプットされてしまうため、ヘタっぴな自分の腕前のせいで、そのギターを非常に弾きづらく感じてしまっていたのでした・・・カッコ悪い話で何ですが★

それまでは、輪郭のはっきりしないボワァーンとした音を太い音だと感じ、それを良い音だと認識していたのですが・・・激変したギターの出音を聴いて、今までは単に「ヘタっぴさが誤魔化される音を良い音と感じていたのだ」という事に気づいたのです。

同じような話をパーカッション奏者の方に伺ったことがあります。
初心者にジャンベのチューニングをさせると、ほとんどの人がヘッドを緩めにしてボワァーンとしたローの出る低い音に合わせるのだそうです。
それを良い音だと感じているのだと思うのですが、ドラムサークルなどで他の楽器と合わせて叩いてみると、丸っきりヌケない、使えない音なのだそうです。
きっとアラが出づらいので叩きやすく感じるのでしょうが、アラが出ない楽器=ニュアンスを出しづらい楽器、ということになるのだとも思います。

長々と書いてしまいましたが、ギターにはモデルや個体による出音の差が間違いなくありますし、同じ個体でもどのような状態に調整されているかで出音に違いがあるのだ、という事を、私は(ほんのちょっとの、ですが)経験から学びました。
そして、ギターに関して「わかっている」人間であれば、出音の良いギターを狙って造れるのではないか、とリアルに考えるようになりました。
きっと「当たり前」のことなのでしょうが、既成概念としてではなく、今では実感として受け止めています。

今回カスタムオーダーをお願いしているMADCATTY、これまでたくさんの画像で製作工程を拝見させてもらっていますが・・・出音の良いギターになる高い可能性をビンビン感じています☆






話の内容がテキストのタイトルから思いっきり脱線しまくってしまいました(^^;
今現在私が気になっているギターを紹介してみます。
テレキャスターが好き好き大好きーーーっと言い続けている私ですが、実はFender社のテレキャスターを持っていません(笑
もちろん気にならないわけではないのです、だって本家本元ですからね☆
しかし、私が気になるテレキャスターとは、所謂テレキャスターファンの方々のツボとは違うようでして・・・


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Classic Player Baja Telecaster
http://www.fender.jp/php/f_eg_detail.php?item_no=415
カスタム・ショップ・マスター・ビルダーのデザインによるスペシャル・カスタマイズ・モデルが“クラッシック・プレイヤー・シリーズ”として、リーズナブルな価格で登場だ。長年のビルダー経験に基づいて選択されたスペックの数々は、実際にプレイすればその価値に驚くだろう。
クリス・フレミングのデザインによるBaja Telecasterはソフト“V”シェイプ・ネックに9.5インチ・ラジアスのメイプル指板、”Twisted” “Broadcaster”のカスタム・ショップ・ピックアップの組み合わせに4Way+S-1スイッチが搭載されており、ネックプレートに”Fender Custom Shop Designed”の刻印が刻まれている。



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Vintage Hot Rod '52 Telecaster
http://www.fender.jp/php/f_eg_detail.php?item_no=393
ロックの歴史を支えててきたと言っても過言ではない、57年、62年仕様のストラトキャスター、そして52年仕様のテレキャスター。これら偉大なフェンダーのヴィンテージをホット・ロッドした新しいシリーズの登場です。シン・スキン・ラッカー・フィニッシュの採用等、ヴィンテージをベースとしながらも、9.5インチ・フィンガー・ボード、ミディアム・ジャンボ・フレット、サテン・ネック・バック等、プロフェッショナルなスタジオ・ワークやライブにおいて効果を発揮する実用的なスペックを塔載。新しいU.S.Aコロナ・レギュラー・ラインナップのフラッグ・シップ・シリーズの誕生です。
“U” シェイプネック、若干ダークな音色を特徴とするCustom Vintage Tele®ブリッジ・ピックアップ、Seymour Duncan® Vintageミニ・ハムバッカー・フロント・ピックアップをフィーチャー。




現在Fender社からラインナップされている数多くのテレキャスターの中で、いま私が気になっているのはこの2本です。
共通しているのはネックシェイプが太めで、指板のRが緩く大きいところでしょうか。
Fenderらしい184Rの指板よりも弾きやすく感じます。
馴れの問題だとも思いますが、Gibsonのギターと持ち替えたときにそれぞれ違和感が少なくて済むから、というのも理由のひとつです。
しかし金属のブリッジプレートがある場合は、3辺が折れ曲がったタイプで、サドルは3つでないとイヤです(笑
見た目としては、ボディのラッカーが剥げて、メイプル指板がボロボロに汚れたテレキャスターが一番カッコ良いと思います(^-^)b
けどボロボロにするのは自分自身でないと・・・ですね、頑張ります★

Vintage Hot Rod '52 Telecasterに関しては、フロントPUがミニハムというところが非常にそそられます・・・やっぱり私は一風変わったテレが気になるようです(^^;






つい先ほど、こちらのブログへの訪問者数が1000を超えました☆
テキストのほとんどはくーだらない内容ばかりでしたが、ご来訪いただいた皆様には感謝感謝です(^-^)b
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# by madcat-telecaster | 2007-11-03 04:40 | GUITARいろいろ

気になるギターたち その1

PUレイアウトを3シングルとしたMADCATTYですが、これはテレキャスタータイプのMADCATにセンターPUを追加し、ハーフトーンを使用出来るようにと考えたものです。
これとは逆の発想で仕立てられたギターを見つけました★


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本家(笑)Fender社のカスタムショップモデルです。
http://www.fender.jp/php/f_eg_detail.php?item_no=351
http://www.fender.jp/gallery/detail.php?id=fcs00085

ブリッジがシンクロトレムですし、ピックガードもコントロールも完全にストラトキャスタータイプですので、ストラトのボディシェイプをテレに似せたもの、ですね★
上側のホーンがなく、テレのようなシングルカッタウェイとなっていますが、ほとんどストラトな音のするギターなのではないでしょうか。

今回私がオーダーしているMADCATTYは、このギターとテレキャスターとの中間の音がするような気がします・・・ってそれは中間でもなんでもなく、別のギターの音、ですね(笑



この2年ほどで、知人のものをちょこっと弾かせてもらっただけのものも含めて、20~30本くらいのギターを弾いたと思います。
そのうちのほとんどは楽器店での試奏です。
たかだかその程度の経験ですが、それなりの発見はありました。
試奏したものの中ではテレキャスターが一番多かったのですが、普段使用しているモディファイしまくったバッカステレと比べて飛び抜けてスゴイと感じるものはありませんでした。
ちなみにバカ高いギターを弾いたことはありません、せいぜい20万円台のものです。

一番印象深かったのは、レスポールの個体差でした。
といっても、スタンダードとオールマホのカスタムBBを弾き比べた時のことですので、(ボディトップや指板の材料など)厳密には同じギターと呼べないのでしょうが・・・とはいえストラトとテレほどスペック上の違いはありません(ちなみにどちらもヒストリック・コレクションの中古でした)。
同じチューブアンプを使用して、最初はEQを同じ設定で弾いてみたのですが、カスタムの方はキンッキンの金属音が耳に残る、ハイにかなり特徴のある個体でした。
そしてスタンダードの方ですが・・・

おおおおおぉぉぉぉぉレスポール!!! っていうかニール・ヤング!!!!!

という音が飛び出して、延々とDown By The Riverを弾いてしまいました★
ガッキーン!!!としたハイのヌケはあるのですが、カスタムと比べると遥かに中音域が豊かで、低音域にもわざとらしさがありませんでした。
その後2本のギターをとっかえひっかえして、アンプのEQをイジりながら弾き比べてみたのですが、私の好みの音は断然スタンダードの方でした。
中音域が・・・なんて書きましたが、実際は言葉には出来ない差を感じていたんですね・・・ずーっと弾いていたい方、それがその時はスタンダードの方だったのです。


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ギタリストとして、私がジミ・ヘンドリックスやプリンスと同じくらい好きなのがニール・ヤングです。
彼のギターを見てみると、ブリッジはビグスビーですし、フロントはP90、リアにいたってはミニハムです、ベースになっているのはメイプルトップの所謂スタンダードのようです。
これだけモディファイしまくっているのですが・・・私が試奏したレスポールが鳴らした音の中に共通する何かを感じたのですから、ギターの音って面白いですね☆

コアなテレキャスターファンの方の間で有名なT.C.T.(The Complete TELECASTER)というサイトさんがあります。
そちらに着せ替えエレキギターという、色々なギターのボディやネック、ハードウェアを選択して、モニター上で自分の好きなギターを作り出せるというとっても素敵なコンテンツがあります☆
そのソフトを拝借してニール・ヤングのレスポール「OLD BLACK」をイメージして作ったギターが↓コチラ↓です★


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どんだけテレ好きなんだよっ!!!

というツッコミが聞こえてくるようですが、華麗にスルーします★

はぁ・・・いつかMICKさんに作ってもらおうかなぁ・・・なんちって(^-^)b



・・・つづく☆
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# by madcat-telecaster | 2007-11-02 18:54 | GUITARいろいろ

ボディ その4 <木工過程終了>

MICKさんから画像をいただきました、いよいよ木工過程が終了したようです!!!
この段階になるともう完全にギターですね、音が聴こえてくるようです!<気が早すぎ



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ジャジャーン!
PUレイアウトの発表です!!!
って予想通りですって!?
でも決して、セットで購入したPUが惜しかったからではありません・・・(笑
これはカスタムオーダーを考えた一番初期の段階から決めていた仕様です。
どういうわけか、個人的にはこの方が自然な気がするんです・・・セレクターを5WAYとしてハーフトーンが使えるようにしていただくことになっています☆
ストラトでさえ2PUに改造してしまうプリンスのことを考えると、ファンの方からは大ブーイングかもしれませんね(^^;
そのままではフロントとリアのミックスが使えないので、後々配線の改造をするかもしれません。


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ボディバックへも虎べっこうセルロイドでバインディングが巻かれます☆
オリジナルMADCATは黒いバインディングのようですが、sammyさんと同じ仕様にしていただきました。
これって素晴らしいアイディアだと思います、独特の美しさがありますね・・・やはりこちらの方が自然なような気がします☆


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サンディングを終え、職人さんの手作業で、ボディ表面が入念に磨かれています。
この後に塗装工程を控えているので、木地の調整は非常に重要な作業です(重要でない作業などは一つもありませんが)。
今回のカスタムオーダーギターは、どこまでも人間の手で作られています☆


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木工過程を終了したボディです☆


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同じく木工過程を終了したネックと一緒に☆
込められた職人さんの技と丹精によって眩しく見えます・・・あぁもぅ今すぐ長野へ駆けつけてナマで触れたい衝動にかられてしまいます(笑






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プリンスが使用しているMADCATをモチーフとしたオリジナルギターのカスタムオーダーも、いよいよここまで来ました。
ボディとネックはこれから塗装に入るようです。
そしてこちらもオリジナルMADCATとは別の仕様となります・・・☆

楽器フェアへの準備で大忙しなこの時期に、MICKさんからは貴重な画像を送っていただいて、感謝の気持ちを言葉に出来ません★

さて、MADCATTY完成まで秒読み段階へ突入、本当に待ちきれません!!!



※いただいた画像をこちらへ転載することについては、事前にMICKさんの許可をいただいてます☆
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# by madcat-telecaster | 2007-10-27 02:40 | MADCATTYカスタムオーダー

The Greatest Film Soundtrack Ever Been Sold

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アメリカの雑誌Vanity Fairが選んだ映画サウンドトラック・ベスト50でプリンスのパープルレインが第1位に選ばれましたっ!

Yahooニュースはコチラ

第3位ザ・ハーダー・ゼイ・カム、第2位ビートルズがやってきたヤァヤァヤァを押さえて堂々の1位です、近年のプリンスはすっかり受賞づいてますね~~~(^-^)b

私が初めてプリンスと出会ったのは、映画パープルレインの予告編、新宿の映画館で観たのをはっきりと憶えています。
中学1年生のときでした。



うわっキモチ悪っ★



と激しい拒否反応を起こしたこともしっかりと憶えています・・・怖かったなぁ(^^;
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# by madcat-telecaster | 2007-10-25 01:34 | PRiNCE

ボディ その3

始めにお断りしておきますが・・・



今回はスゴイです★



いえ、もちろん、いつも非常に貴重な画像をMICKさんからいただいてこちらへ掲載しているのですが、今回の画像はいつにも増して非常にレアなものばかりなのです☆
あぁもぅ私のコメントなんてどうでも良いですね、百聞は一見にしかず、とっくりとご堪能ください!
(画像をクリックしていただくと拡大してご覧になれます。写真へのキャプションは私個人の解説となります、間違っている点があるかもしれませんのでご了承ください☆)



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定規のようなものを当てて、ペンでマーキングをされているようです。
職人さんの視線は真剣そのもの、作業現場の迫力が伝わってきます☆



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ボディ材が一旦作業台へ置かれます、職人さんの背筋がピンと張っているところに目が行ってしまいます(笑
前回のテキストの段階では少し大きめにカットして挟まれていたセンターのウォールナットが綺麗に加工済みであることがわかります。



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真剣な表情で定規を当てられています、中心をマーキングされているのでしょうか。



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テレキャスタータイプのボディ外形が線で描かれています。
すぐ横に以前のテキストでご紹介した外形用の型(テンプレート)も写っていますね☆



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外形線より少し大きめにざっくりと切り出されています。
ん、あれ、そういえば・・・???



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えいやぁ~~~っとマシン(ピンルーターという機械だそうです)にかけています、なんと驚いたことに手作業です!!!
以前ウェブで見かけたことのある某メーカーのように、予めプログラミングされたマシンで切削されるのだと勝手に想像していたのですがとんでもない勘違いでした。
FUJIGENのカスタムオーダーギター(少なくとも私がオーダーしたものは)はまさに
入魂のハンドメイド!!



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外形が綺麗に切り出されました、トップへ貼られたメイプルの杢に細かな動きがあって非常に美しいです☆



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ボディ裏側からPU用と思われるテンプレートが当てられています。
ポールピースが24フレットの位置へくるよう入念に計測しているのでしょうか。



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PUやコントロールキャビディやネックジョイントのザグリ、弦を通す穴やブリッジを留める仮穴を開ける作業が完了しています。
肝心のザグリにモザイクをかけたのは、私です(笑
実はこの部分、プリンスが使用するMADCATと別の仕様となるようにお願いしているのです☆
どんなPUとレイアウトになるのかは、まだしばらくの間は秘密にさせていただきます、なーんてもったいぶるようなものでもないんですけどね(笑






ボディ製作の過程を一気に紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
重ねて言わせていただきますが、このように貴重な画像を送っていただき、ブログによるウェブ公開を許諾してくれるMICKさん、FUJIGENはなんて太っ腹なんでしょう!!!
何度でもお礼を言わせていただきます、いつもいつも本当にありがとうございます~~~☆

次はいよいよ虎べっこうセルロイドによるバインディング作業でしょうか、こちらもめっちゃ楽しみです(^-^)b



※いただいた画像をこちらへ転載することについては、事前にMICKさんの許可をいただいてます☆
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# by madcat-telecaster | 2007-10-22 02:09 | MADCATTYカスタムオーダー


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