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■ The Way Of The Madcatty Telecaster ■


プリンスが80年代初期から使用しているホーナー(H.S.アンダーソン)製テレキャスターMADCAT。憧れのギター、FUJIGENへのオーダーから完成までの道のりと、プリンス他・色々な音楽についての雑なネタぶろぐです♪
by madcat-telecaster
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いざ、オーダー その2

前回のつづき)



メール連絡で訪問の日時を予約して、わくわくしながらFUJIGENカスタムハウス渋谷店へ伺いました。
お店は道玄坂をほんのちょっと入ったところにあります、渋谷駅からのアクセスはとても良いですね、場所も分かり易かったです。

お店へ入り、店長さんへご挨拶。
私はこう見えて人見知りをする方なのですが、店長さんにやわらか~ぃ笑顔で出迎えていただいて、緊張はすぐ解けました(笑

早速最終的な見積もりを兼ね、仕様について詰めて行ったのですが、ギター好き同士の雑談といった雰囲気♪
とはいえ、ギター初心者である私の相手をしていただいてるのはFUJIGENカスタムハウスの店長さんなのですから、楽しいだけではなく勉強になるところもたくさんたくさんありました☆

MADCATに関しては、その独特のボディ構造から説明していただきました。
メインとなるボディ材は左右2ピースで、中央のウォールナット材(濃いブラウンのラインに見える部分)を挟み込みます。
ワンピースメイプルネックなどは、トラスロッドを仕込んだあとをウォールナットで塞いだものが一般的ですね、スカンクラインとかスカンクストライプとかスカンクテイルなどと呼ばれるアレと同じようなイメージです。
トップとバックのツキ板は厚さ1mmに満たないメイプル、これはあくまでも装飾のためですね、レスポールのようにメイプルが音へ大きな影響を与えることはなさそうです(全くないわけではないでしょうが)。
外周のバインディングは、前述したように虎べっこうセルロイドで巻かれます。
図に描いて説明していただいたのですが、MADCATってつくづく独特なデザインだと思います★

今回、メインとなるボディ材は(ライト)アッシュを選択しました、あくまでもテレキャスターだと考えているので、これ以外の選択肢は自分の中にありませんでした。
激軽を望んでいるわけではありませんが、軽めのギターになることを期待しています☆
トップとバックのツキ板に関しては、いくつかの材を本社工場から渋谷店へ送ってもらい、後日実物を見ながら選ばせていただけることになりました。
シースルー塗装の場合、木目は外観上の重要なポイントですからね・・・この辺を選べるのはカスタムオーダーの醍醐味であり、贅沢なところですね☆
遠方へお住まいの方々へは、写真をメールで送ったり、場合によっては材そのものを配送して(!)選んでもらうこともあるそうです。
カスタマー(顧客)とFUJIGEN双方のコダワリが、納得のいく素晴らしいギターを造り上げていくんですね。

ネックに関しては、持参したバッカス・テレのものを、要所々々しっかりとノギスで採寸していただきました。
ネックを仕上げる際に再度預かっていただき、指板のRも含め、同じシェイプにしていただく予定です。

その他にペグやブリッジなどハードウェアパーツをカタログの中から選んでいきました。
男の子ならこれだけでもう楽しくて仕方ないです(笑

時間にして2時間ちょっと、こちらからの雑談が多くてお時間を取らせてしまってすみませんでした(^^;
ツキ板の選定など、まだこちらから指定する項目を残してはいますが、MADCATTYの仕様はがっちりと固まりました!
正式な申し込みを済ませ、別れ際に店長さんともがっちり握手していただきました☆

今回、PUに関してだけは、私が持ち込んだものを使用していただくことになっています。
これについては、次回以降にテキストを編ませていただきます☆
by madcat-telecaster | 2007-08-06 02:19 | MADCATTYカスタムオーダー
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